社会保険労務士

 

行政書士資格とともに割合人気のあるのが社会保険労務士資格(社労士資格)です。

資格スクールでは良い話を聞くかと思います。

 

  • 転職に有利
  • 独立開業も可能
  • 年収アップにも効果的

 

というような文言ですが、資格の難易度と比較すれば仕事へのつながりというのはそうありません。

一応私も社会保険労務士資格は持ってもいますし、今現在も開業者でもあります。

友人や知人にも社会保険労務士はいるのですが、それらの話もまとめて解説をしたいと思います。

 

社会保険労務士の転職先

 

資格スクールでも話は聞くかと思いますが、社会保険労務士の転職先の候補というのは下のようなものなどがあります。

 

  • 企業の人事や総務
  • 社会保険労務士事務所
  • 税理士事務職
  • 自分で独立開業する

 

こう書くと将来は安泰なような気もしますが、結論からいいますと難関の社会保険労務士資格を未経験で取得しても相当しんどいです。

 

未経験で社会保険労務士資格を取得しても転職できない理由

 

冒頭にもいいましたが私もかつて未経験で社会保険労務士資格を取得しました。

 

  • 30歳過ぎ
  • 国立大法学部卒
  • 社会保険労務士は一応一度の受験で合格

 

というのが私の状態でしたが、社会保険労務士事務所、総務や人事などをいくら受けても内定は出ませんでした。

あとからわかったことですが、

 

  • 総務
  • 人事
  • 社会保険労務士事務所
  • 税理士事務所

 

参照

人事に未経験で転職する!経験者が語る人事への転職方法

総務職への転職で有利になる資格はあるか?

 

などというのは職務経験者優遇が基本であり、むしろ経験があれば社会保険労務士などの資格は必要なかったのです。

日本人は何かといえば資格が好きな民族ですが、社会保険労務士も同様です。

社会保険労務士事務所、税理士事務所などではむしろ資格がなく経験がある人のほうを採用したいと思っています。

その理由は

 

  • 数年勤務されて顧客を持ち出しされて開業されることを恐れている
  • 必要以上に仕事を覚えられたくない

 

というようなところもあるからです。

私の事務所でも資格所有者は今のところは採用していない理由もこのあたりにあります。

 

未経験で社会保険労務士事務所開業でうまくいく確率は?

 

私も結果として勤務しながらの社会保険労務士というのはあきらめざるを得ませんでした。

仕方なく開業したのですが、

 

  • 事務指定講習 10万前後
  • 毎月の登録料 1万前後

 

という経費がいきなりかかってきます。

開業当時はこの出費がかなりしんどかったのですが、さらに定期的に都道府県の社労士会の研修なども参加しなければいけないので交通費や時間もかかってきます。

しかもマーケットには顧客はいません。

社会保険労務士というのは毎月顧問料が定額入る顧問契約が目標なわけですが、

 

  • 顧問料1万前後の格安案件も多く経営は安定しない
  • 顧問でなく単発の仕事が増加している
  • 単発の仕事も報酬は基本的にデフレ傾向にある
  • 助成金の金額もランクダウン(国の財源がないため?)になっていて助成金でも昔のように稼げない
  • 労働者対応の仕事は単発で生計が立たない

 

といった非常に苦しい状況になっています。

その証拠に税理士事務所はどこの中小零細企業でも契約をしていますが、まず社会保険労務士と顧問契約をしているところはないはずです。

私の知っている社会保険労務士は年収100万前後の人もいるので、アルバイト感覚でしか正直できないと思います。

開業後に成功する条件としては

 

  • 経営者と非常に多くの付き合いがある
  • 営業の仕事をしていて開拓力がある

 

といったところは最低限必要となってくると思います。

とはいえ、いくら経営者の知り合いがいても顧問契約などは3年でほとんど解約となるので期待していると人生を棒に振るようになるでしょう。

次々と新規開拓をかけていける人しかまずできない仕事といえます。

未経験で社会保険労務士の開業は案件が処理できないと言われることもありますが、実際は営業力がないので処理する仕事もないというところがほぼ99%の事務所にいえることです。

 

勤務社労士の実際!会社から煙たがられる理由

 

すでに勤務先があり、総務などをしていて社会保険労務士を取得する人も少数います。

しかし取得後に会社から嫌がられるケースもあります。

 

  • 下手に法律に詳しくなり違法状態の会社に指摘をしてくるかもしれない
  • 資格を取得しても仕事ができるようになったり、会社の利益にならないのに口ばかり出す社会保険労務士取得者が多い

 

といったことで基本的に労働法などは労働者寄りの法律なので経営者は歓迎しないわけです。

 

資格に依存せずにスキル、職務経験で勝負する

 

日本人は本当に資格が好きで、私もかつて同じ病気になったので大きな声ではいえませんが、

 

  • スキル
  • 職務経験

 

が転職で唯一評価されるポイントです。

これらを証明するには

 

  • 履歴書
  • 職務経歴書
  • 面接

 

といったところでアピール力を増すほうが社会保険労務士資格よりもはるかに早道です。

無駄に資格取得で年齢を食うよりも

 

  • 履歴書、面接でアピール損をしている箇所を修正する
  • 自分の見せ方を知る

 

参照

転職サイトよりも転職エージェントが有利な理由

 

といったほうが人生は狂わないと思います。

それよりもキャリア構築などを転職エージェントでコンサルしてもらう、内定率を上げた状態で転職先にエントリーするようにしていきましょう。

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