お国柄という事情も多分にあると思いますが、かなり両国の事情は違います。
簡単にいうと
- 日本では転職はまだまだマイナスと解釈する傾向がある
- アメリカでは転職しつつ一人前になっていくと解釈する傾向がある
というように違っています。
アメリカでの転職事情
かなりの人が生涯で1社の勤務で定年を迎えるといったことはないといわれています。
転職といっても、それまでと全く異なった職種に就くという人も相当に多いです。
またヘッドハンティングも頻繁にあるようです。
しかし別の記事「転職でのスカウトメールの断り方」に紹介しましたような、日本のDMのような価値もないスカウトメールとはまったく異なります。
この点、日本人からするとうらやましいと感じてしまいますが、そうでもないようです。
やはり高い給料をとる人は
- 同じ職種において転職をしていっている
- キャリアアップという観点での転職であって、そのために高給を確保している
といったようになっているようです。
この点は日本とも似ているところがあるといえます。
日本では転職をマイナスとすることがあるのはなぜか?
この点には諸説あります。
人事の立場から思い当たることを紹介しておきますと
- 未経験の人は研修や教育にコストと時間がかかる
- 要員に余裕があることは少ないので研修やOJTをしている余裕もない
- 社会として人を育てるというよりも自分の会社を何とかしようという観点で経営者は考えている
- 必要以上に自分の仕事を難しいと考えずぎ研修やOJTに苦労すると思い込んでいる(しかし実際はそこまで大した仕事でもない)
といったことを思いつきます。
簡単にいうとお金の問題です。
研修やOJTということは
- OJTされる人は当分使い物にならない
- OJTする側も片手間で仕事をするしかない
といった2つのデメリットがあります。
例えば両方を月給25万とすれば、
- OJTされる側は25万ほぼ全額無駄な経費
- OJTする側も25万の何割かは本来必要のない時間がある
といったことで数か月は30数万などの余分な経費が生じているといえます。
日本ではここが大きくクローズアップされるので転職についてまだ否定的な見方が大勢であるようになっていると思います。
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